works

キャプテン(宴会サービス)

キャプテンの仕事は、披露パーティー全体を管理すること。プランナーからパーティーのコンセプトや進行を聞き取り、当日は司会者と呼吸を合わせてパーティー進行を司り、音響照明や演出面などすべてを仕切ります。


中でも大切なのが、時間管理と料理・飲み物の提供。決められた時間にパーティーが始められるよう、前のパーティの終了後、すぐに次のパーティの準備を行ない、調理部門と料理出しのタイミングを打ち合わせて管理し、サービススタッフを統率します。とはいえ、パーティーにアクシデントはつきもの。ゲスト全体の雰囲気や新郎新婦の表情を読み取り、時間配分をしながら一瞬一瞬ベストな選択をして、滞りなく、満足度の高いパーティーにすることが求められます。


 新郎新婦の先導も務め、不安なく過ごせるよう声を掛け、サポートします。

現役業界人にインタビュー

プロフィール

酒井 鮎美 (さかい あゆみ)さん


(株)目黒雅叙園
ホテル雅叙園東京
宴会部キャプテン
2014年4月入社

経歴

東京ブライダル専門学校卒業。ウエディングプランナーを目指し、専門学校へ。実習の一環でサービスを経験したことから、サービスの面白さを知り、結婚式の当日に関わりたいという思いが強くなる。また、結婚式だけではなく、宴会全般の知識を学ぶことができる結婚式場やホテルに興味を持ち(株)目黒雅叙園に入社した。

お仕事内容は?

会場責任者として主に土日は結婚式、平日は宴会にて会場スタッフの全体統括および進行のコントロールをしています。
結婚式では当日の朝、お客さまの情報が書かれた最終のオーダーシートを見て、会場のセッティング、司会者やオペレーター、サービススタッフとの最終打ち合わせ、引き出物や新郎新婦からお預かりしているアイテムなどを確認し、挙式会場へ。披露宴では全体を見渡し、滞りなく進行するよう新郎新婦やゲストのサポートをするのがメインの仕事です。状況によってはサービスのフォローも行ないます。披露宴終了後は新郎新婦のお荷物の確認、会場の設営、日報を記入して終了となります。

1日のスケジュールを教えてください。

とある土日の場合

8:30

会社へ到着 
メール・オーダーシート・宴席状況の確認

9:00

会場入り
受付および会場のセッティング・確認
祝電・新郎新婦の荷物の確認

10:00

挙式会場へ
新郎新婦・親御さまへご挨拶とスケジュールの説明

11:45

親族紹介
新郎新婦・ご親族をお部屋へご案内
親族紹介を進行

12:00

披露宴開宴
進行のコントロール・全体統括
新郎新婦・親御さまのケア

14:30

披露宴お開き
新郎新婦のお荷物の確認
忘れ物の確認・会場の片付け

15:00

ご飯タイム
食堂にて食事後に休憩

16:00

日報の記入
婚礼についての日報を記入

17:00

会場の確認・翌日準備・発注業務
予約状況に合わせての会場セッティングの指示・確認
発注業務や翌日宴席の準備

18:00

退社

 

☆★とある平日の場合☆★


12:30 会社へ到着
メール・オーダーシート・宴席状況の確認 

13:00 会場入り
受付および会場のセッティング・確認
お預かり荷物の確認

13:30 ご飯タイム
食堂にて食事後に休憩

14:00 幹事様ご来園
幹事さまへご挨拶・会場の説明
お預かり荷物・スケジュールの確認や提案

15:00 宴席(セミナー)開始
セミナーや会議・講演会など内容に合わせたお客さまサポートを行ないます
サービススタッフへ情報の共有・宴会の確認

17:00 懇親会開宴
コース料理・ブッフェ料理などスタイルに合わせたサービスを行ないます

19:00 懇親会お開き
荷物の確認・お会計のご案内・忘れ物の確認

19:30 休憩

20:00 日報の記入
宴会についての日報を記入

20:30 会場の確認・翌日準備・発注業務
予約状況に合わせて会場セッティングの指示・確認
発注業務や翌日宴席の準備

22:00 退社

仕事をする上で大切にしていることは?

新郎新婦やゲストの気持ちを最優先に考えてお手伝いすることです。


結婚式は新郎新婦はもちろん、おふたりに代わって大切なゲストをもてなすのが我々スタッフの任務です。「最高の1日」となるために進行の管理や時間のコントロールもとても大切なことですが、当日は予定通りにならず進行が遅れてしまうことも。そんなときは遠方からお越しのゲストのお帰り時間や二次会の時間などを確認し、おふたりと相談をしながら進めています。「予定時間通りにお開きにしたい」というご意向であれば、調理場にも協力してもらい料理の提供スピードを速めることや、司会者と相談して進行を少し短縮するなどできる限りのことをスタッフ全員で行ないます。


アクシデントが起きた時におふたりとゲストの気持ちを考えて、いかにアクシデントをプラスに変えていけるかも大切にしています。

必須アイテムは何ですか?

プランナーから引き継ぐオーダーシートです。このシートには新郎新婦とプランナーが長い時間をかけて準備してきた結婚式の情報や想いが載っており、このシートを頼りに当日のスタッフは結婚式をつくり上げていきます。そのほかにも新郎新婦を先導する白手袋や時間管理をするのに必要な時計、情報を記入するペンなども必須アイテムです。


また、私個人のアイテムとしてはノートです。実際にお手伝いを行ない、良かったことや改善点などを記入して思考を整理しています。また、お客さまからのお礼の手紙などをまとめており、迷ったときや失敗したときは、このノートを見返して前に進むヒントを探しています。

ウエディング業界を目指された理由やきっかけは?

高校生のとき、中学校時代の担任の先生がクラス全員を自分の結婚式に招待してくれたことがきっかけです。とても素晴らしい挙式で「私もこんな結婚式をつくり上げるお手伝いがしたい!」と思うようになりました。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

私が必要だと感じているのは会話力と提案力です。現場スタッフはプランナーから引き継いだシートの情報を頼りに、当日をつくりあげています。しかし、シートには載っていない当日の何気ないおふたりとの会話から得られる情報もあります。


例えば挙式で新婦のトレーンを持ち、入場の手伝いをする予定だったお子さまが直前で泣いてしまったため、断念しましたが、挙式の後におふたりが「家で頑張って練習していたのに残念でした」とお話しくださりました。そこで披露宴の入場の際にもう一度お子さまにチャレンジしていただくことを提案し、ゲストの手拍子に合わせて3人満面の笑みで入場することができました。


当日はお客さまからのすべての要望にお応えできないことがありますが、その際に「できない」で終わらせるのではなく「こんなことならできる」とご納得いただける代替えの提案をする能力も必要です。


また、弊社では結婚式だけでなく企業のセミナーやパーティーなどもあるので、幅広い世代のお客さまといろいろな会話が出来るよう、情報を入れておくことが必要です。

就活生へのメッセージ

学生のうちに、たくさんのことを経験してください。経験は知識となり必ず自分の役に立ちます。普段から出来ないことは、いざというときも出来ません。


自分に何が向いているのか、自分の強みは何か、自己分析で迷った時は友人や家族に聞いてみるのも新しい自分を発見することができ、面白いと思います。


また、この業界を目指す方であれば、ぜひ身近にいる家族や友人を喜ばせる、大切にする気持ちを持って学生生活を楽しんでください。


ブライダル業界にはたくさんの素晴らしい会社があり、それぞれ違った良さがあります。みなさまのブライダル業界で活躍している姿にお会いできることを楽しみにしています。

ウエディングのお仕事一覧ページへ戻る