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クリエーター

結婚式を作り上げる過程には、さまざまなモノ作りをするクリエーターがいます。
ドレスデザインや、アクセサリーや小物、ギフト、ペーパーアイテムのデザイン・制作、会場のデコレーション、建築デザイン、インテリアコーディネート、パンフレット制作のディレクションや撮影、スタイリングなど。数えきれないほどの専門分野のプロフェッショナルによって素晴らしい作品が生み出され、結婚式が成り立っているのです。結婚式に関連するあらゆる物には、作り手のセンス、技術、そして熱い思いが込められています。


こうした仕事に就くには、各分野の専門学校を出て、企業に入ったり、優れたクリエーターに師事する人がほとんどですが、プランナーやサービスなどから転身する人もいます。採用募集が出ている企業での仕事がすべてではありません。幅広い視野をもって仕事について考えてみましょう。

現役業界人にインタビュー

プロフィール

石川 琴美(いしかわ ことみ)さん


Sweet Rings
設立:2012年1月
代表
(リングピローのデザイン・制作)

経歴

2004年、大学卒業後、新卒で(株)Plan・Do・Seeに入社。09年に退社後、友人のリングピローをはじめ、オーダー制でリングピローを制作。12年にSweet Ringsを設立し、オーダーメイドリングピロー・オーダーメイドブライダルグッズの制作・販売のほか、ウエディングアイテムのワークショップの実施、ミラノ・パリでの展示会、受注会の開催など活躍中。

お仕事内容は?

・オーダーメイドリングピロー・オーダーメイドブライダルグッズの制作・販売
・リングピロー・ブライダルグッズのデザインやコーディネート
・伊勢丹新宿店 イセタンブライドに出品
・ウエディングアイテムのワークショップ
・ミラノ・パリでの展示会、受注会
  2013年10月 marie caire主催 Salon du marriage
  2014年5月 SPOSAITALIA 出展予定
  2014年10月 marie caire主催 Salon du marriage 出展予定


「あったらいいな」を形にするお手伝いをしたいと思いSweet Ringsを設立しました。
静岡県の伊東市の山奥で制作活動をしています。空気も景色もきれいなところで、季節を楽しめる山の植物から制作のヒントをもらっています。
大切にしていることは体調管理と常にポジティブでいること。心穏やかに作品作りに取り組むこと。幸せのお手伝いをする自分が健康で幸せでいることが良い作品を作るために必要だと考えています。


また、リングピローをご存じない方も多いので、アイテムとして認識されるように発信していきたいと思っています。指輪交換の時間のためだけのアイテムではデザインも画一的で重要視されていないと感じたので、結婚の記念に残すためのアイテムとして、リングピローの新しいイメージがつくといいなと思っています。

1日のスケジュールを教えてください。

5:00

鳥のさえずりで起床

5:30

海岸をランニング

8:00

朝食 朝のジュース

9:00

出社 メールチェック

9:30

ミーティング

10:00

撮影・制作

12:00

昼食

13:00

制作

18:00

帰宅・夕食

19:00

メールでの打合せ

23:00

就寝

この仕事に就いてよかったこと、やりがい、大変なこと。

私はアーティフィシャルフラワーを使って作品を作っていますが、それは「残す」ということにこだわりがあるからです。結婚式の後も、インテリアとして身近に飾っていただくことで、ふとした瞬間に結婚式のことを思い起こしてほしい。ですから、実際にお客さまからお式の後に、ふと思い出してご連絡をいただけるとうれしいですね。


苦労したことは、服飾や縫製の学校を出たわけではないので、知識や技術を補うことが必要でした。友人への贈り物として作っていた頃は、受け取る側も贈る側も「贈り物」という意識がありましたが、商品として購入していただく時には改善点がたくさんありました。多くの応援してくれる先輩方に助けていただきながら勉強し、結果としてはお客さまにも育てていただいたのだと思います。

必須アイテムは何ですか?

裁ちばさみと針
どちらもフランスで購入したもので、使いやすく気に入っています。
待針:アンティークで1930年代のもの。
(レースのお仕立ての時に小さい針だと危ないので、分かりやすく大きなパールがついています。)
ハサミ:2013年10月のパリ出展の後、記念に購入したもので、シルエットの美しさが気に入っています。

ウエディング業界を目指された理由やきっかけは?

学生時代に友人の手作りの結婚式のお手伝いをしたことがきっかけでウエディング業界に興味を持ちました。
新婦自ら企画した、なじみのレストランでのパーティー。入場は新婦のお姉さんがピアノ、私がフルートで【愛の挨拶】を演奏。新婦の身支度やお料理を運ぶのも手伝いました。自宅に招いておもてなしするような雰囲気で、とても温かい素敵な結婚式でした。

どのように就職活動をしましたか?

企業分析を徹底しました。また、本命の理由が明確であり、働いている自分をイメージしていました。


Plan・Do・Seeでは、面接時の服装のテーマがありました。印象に残っているテーマは「憧れの先輩とデートをするときの服装」でした。面接に私服で行くことにドキドキしながらブルーのワンピースに黒いジャケットを選びました。今思い起こすと毎回の面接を楽しんでいましたね。


面接は、就職をしたいと思う会社の社員とお話ができる機会なので、いろんなことを教えてもらえる良いチャンス!緊張しますが、面接する側は就職活動をしている皆さんに会えることをとても楽しみにしています。「面接」ということを意識するのではなく、一緒に働きたい!という気持ちを伝えることが大切だと思います。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

「思いやりの心」


相手が何を望んでいるのか、隠れたニーズは何なのか。そのニーズを理解し、形にできたときに「感動」に変わり「大切なもの・時間」になります。結婚式の準備期間は新婦にとっては楽しいだけではなく悩みや疲れが見えることもあります。その瞬間を感じたときの対応も大切で、結果的に信頼に変わるのだと思います。


また、共に働くスタッフに対しても思いやりの心は大切です。ウエディングは一人の力でできるものではなく、各分野のプロフェッショナルがそれぞれの力を出して完成します。お互いがベストを尽くせるよう配慮できることも大切な力だと思います。

就活生へのメッセージ

ウエディングに携わる仕事は、幸せに包まれている新郎新婦をさらに幸せにするお手伝いができる、素晴らしい仕事だと思います。


一生に一度の大切な時間のことなので細心の注意が必要ですが、一生懸命向き合った気持ちは必ず伝わり、自分に返ってきます。また、同僚との距離が近いのも魅力の一つだと思います。一人ではなく、チームで支える。信頼する仲間がいるから素敵な時間が作れる。熱く楽しい仕事だと思います。心から「ここで働きたい!」と思える会社に出会えますように☆頑張ってください。

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