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フラワーコーディネーター

一日中、花に囲まれて仕事ができるフラワーコーディネーター。街場のフラワーショップと異なり、ブライダルフラワーはブーケやヘア飾り、会場装飾まで担当します。


求められる資質は、センスとタフさ、そして接客業としてのコミュニケーションスキル。花嫁の衣裳やヘア、ネイルなどと絶妙に合うコーディネートを行なうには、美的センスが欠かせません。また意外にも体力を必要とする仕事で、水を張った花器や業務用バケツの移動や、立って作業することも多いなど、業務にはタフな面も。そして、ブーケやヘア飾りの製作の際には花嫁と事前に打ち合わせ、本人の希望を聞きながらデザインや、その季節に用意できる花材を提案していきます。


やりがいは完成したブーケを渡した時に広がる、花嫁の満面の笑顔。技術職でもあるため、結婚後も雇用形態を変えるなどして勤め続ける人も多い仕事です。

現役業界人にインタビュー

プロフィール

星 貴朗(ほし たかお)さん


(株)日比谷花壇
入社:2007年4月
都内ゲストハウス内店舗 店長


 


 


 

経歴

東京農業大学短期大学部を卒業と同時に、2007年4月、(株)日比谷花壇へ入社。入社から現在に至るまで、ブライダルフラワーコーディネーターとして複数の店舗を経験。
2011年より都内ホテル内店舗の店長となる。2013年より、店長として2店舗目となる現在のゲストハウス内店舗に異動し、現職に至る。

お仕事内容は?

都内ゲストハウスの婚礼における、空間コーディネートを専門とした店舗の店長をしています。お客さまとのお打合せ、コーディネート提案、装花制作、婚礼当日のコーディネートに至るまで一貫して行なうのがフラワーコーディネーターの仕事です。


現在は店長として、スタッフのシフト管理、売上げや仕入れなどの数字管理を行なうほか、インショップ先ゲストハウスの担当者との打ち合わせなども頻繁にあります。


 

1日のスケジュールを教えてください。

婚礼日当日の場合

8:30

出勤

朝礼にて一日の業務内容をスタッフ全員と共有

9:00

当日婚礼で使用する花材・装花のメンテナンス

10:00

複数会場でコーディネートを行なう

同じ会場で1日に複数回の婚礼を行なうこともあるので、多ければ1日で10件を超える会場コーディネートを行うことも。

18:00

資材の片付け、伝票などの事務処理

20:00

退社

この仕事に就いてよかったこと、やりがい、大変なこと。

この仕事に就いて一番感じたことは、お花を扱う仕事そのものの大変さです。
街中でお花屋さんを目にすると、きれいでかわいらしい、といった印象を誰もが持つと思います。私自身もかつてはそのようなイメージを持っていましたが、実際にはお客さまの感動のシーンを演出する、非常に大きな責任のある役割を果たしています。
力仕事や真冬の水仕事もあり、最初はそこへのギャップが非常の大きかったです。おそらく私以外のスタッフも皆、そのようなイメージとのギャップを乗り越えて、今があるのではないかと思います。

必須アイテムは何ですか?

アルバムやiPadなどの提案ツールです。


メニューのご用意がないお仕事になりますが、お打ち合わせの中で、お花にあまり詳しくないお客さまにもイメージを膨らませていただくことができる必需品です。

ウエディング業界を目指された理由やきっかけは?

当初は学生時代の専攻にも通じるお花や植物に携わる仕事を探していました。
学生時代に当社のホテル内店舗でアルバイトをしたことがきっかけとなり、徐々にブライダルに関わる仕事のやりがいを見出し始めました。
婚礼の数カ月前からお打ち合わせが始まり、一週間かけてコーディネートを作り上げていくスケールの大きさを知り、お客さまの感動のシーンを作り上げる達成感をもっともっと実感したいと思ったことがきっかけです。

どのように就職活動をしましたか?

植物を扱う仕事に就きたかったため、面接の際に少しでも多くの実体験をもとに会話ができるよう、実際に花屋の店頭や庭園、公園など、できるだけ多くの場所へ足を運びました。


また、学校の先輩から業界・業種に捉われることなく、面接・選考の対策についての情報を聞くことで、幅広い領域での知識を習得するよう努めました。


今振り返れば、一つのことに対して知識を深めるのはもちろん大切ですが、就職活動時は何事も柔軟に対応できるよう、できるだけ多くの企業情報や、多くの先輩から意見を聞いたことが生かされたと思います。
どんな場面においてもまずは自分自身でどのようなビジョンを描かけるか、そして、どのように実行できるかをしっかり考えられるかが重要だと感じました。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

「コミュニケーション能力」


私たちの提案するコーディネートに、メニューはありません。お客さまとのお打ち合わせにおける対話の中で、抽象的な言葉からおふたりが抱くイメージをくみ取り、お花を使ってそれらを表現していきます。どんなにお花の技術が高くても、お客さまのイメージをくみ取れなければ、商品をお作りすることはできません。


私自身、人とお話しすることがもともと好きだったので、それが今の仕事にも生かされているのではないかと思います。

就活生へのメッセージ

私は現在、フラワーコーディネーターという立場からウエディングに携わっていますが、ウエディングは私たちの力だけでは作り上げることはできません。ホテルやゲストハウスの担当者、ウエディングプランナー、ヘアメイク、スタイリスト、宴会サービスなど、本当にたくさんの方と仕事を進めていきます。
ですから、私はウエディング業界に携わるすべての人と共に成果を成し遂げるという気持ちを大切にしています。


単にウエディングといってもさまざまな領域があります。就職活動を通じて、ぜひ幅広い視点で業界を知っていただき、自分自身に合ったウエディングへの携わり方を見つけていただいたいと思います。
頑張ってください!

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