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ヘアメイク

いかに花嫁の美しさを引き出し、魅力的にコーディネートできるかがヘアメイクスタッフに求められる仕事。結婚式場の館内にある美容室やブライズルームが職場となります。


最近では「ヘアメイクリハーサル」が一般的となってきました。結婚式の2 ~ 3カ月前に打ち合わせを行なって花嫁の希望を聞き、当日の数週間前に本番と同じヘアメイクを施すもので、花嫁が納得するまで何度でも修正を繰り返します。当日、花嫁に衣裳を着付けるのもヘアメイクスタッフの仕事です。また、美容室やブライズルームは緊張しがちな花嫁が唯一、ほっと一息つける場所。リラックスしてもらい、最高の笑顔をつくるために会話力も大切な要素です。


就職の際には美容師免許が必要ですので、美容専門学校を卒業して、資格を取得してからこの仕事に就くのが一般的です。

現役業界人にインタビュー

プロフィール

佐々木 博美(ささき ひろみ)さん


ブライダリウム ミュー((株)丸三屋)
入社:2011年5月
ブライダリウム ミュー本店 美容 チーフスタイリスト


 

経歴

2003年に美容専門学校を卒業後、(株)遠藤波津子美容室に入社。2年間在籍した後、一般の美容室を経て、11年にブライダリウム ミューに入社。


 


 

お仕事内容は?

結婚式に向けてどんなヘアメイクにするかのお打ち合わせをし、リハーサルを行ないます。そして結婚式当日、提携会場にて新郎新婦のヘアメイクと着付けを担当。また、挙式から披露宴までずっと新婦に付き添い、ドレスの裾(すそ)を持ったり、着崩れやヘアメイクの乱れを整えるなどサポートするアテンド業務も行ないます。


そのほか、技術以外にもリハーサルや結婚式当日のスケジュール管理や、列席者の方の予約管理、提携会場とのやりとりなどのPC事務業務も行ないます。

1日のスケジュールを教えてください。

休日(担当の結婚式がある日)の場合

7:30

会場に直接出勤

8:00

新郎新婦来館~お支度開始

10:00

お支度終了

11:00

挙式開始
 挙式中もベールやドレスの裾、ブーケや手袋の介助などアテンド

12:00

披露宴開始
 披露宴中も新婦のそばでアテンド

13:00

新郎新婦中座 
 お色直し(衣裳・ヘアメイクチェンジ)

14:30

お開き~送賓

15:00

写真撮影など

16:00

お引き上げ(平服へのお着替え)または二次会へのお支度

16:30

新郎新婦をお見送り

17:00

退勤

この仕事に就いてよかったこと、やりがい、大変なこと。

「おめでとう」「ありがとう」という言葉でいっぱいの環境で働けることはとても幸せです。


おふたりの一生に一度の晴れの日にヘアメイクとして携わって、一緒にきれいに仕上げ、ゲストからの「きれい!」という感動の声を聞けたときや、その瞬間の新婦の心からの笑顔に触れたときには、本当にこの仕事をしていてよかったと思います。


 一生に一度だからこそやりがいもありますし、その瞬間はそのときにしかなく、やり直しはききません。責任感やスピード、技術が求め続けられるため、勉強が必要です。けれども、好きなことを仕事にできているので、苦労とは思わず、励めています。

必須アイテムは何ですか?

メイク道具です。


最近は安心して使え、お客さまにも支持の高い国産メーカーのもので、一番ニーズの多いアイテムを重点的にそろえています。パールがきれいに映えるものなど、道具でも完成度が変わるため、セレクトは重要です。


また、お客さまからいただいたお手紙も、励みとなる宝物。いつもロッカーに入れています。

ウエディング業界を目指された理由やきっかけは?

美容の勉強をする中で、カットやパーマよりもアップスタイルを作ったりメイクをするのが好きでした。そして、女性が一番輝く機会である結婚式に、ヘアメイクとして携わり、美しい新婦を作りたいと思いました。
美を提供することと、人に喜んでもらうことが好きで、ブライダルでなら、その両方をかなえられる仕事ができると思い、志望しました。

どのように就職活動をしましたか?

美を提供する者としての清潔感は不可欠です。また、私の場合は中途採用だったので、面接のほかに技術チェックもありました。ブライダリウム ミューらしい“親切”“丁寧”な応対や立ち居振る舞いなどは、入社してから育て、作り上げていくのが会社の方針です。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

「コミュニケーション能力」


責任感ももちろん必要ですが、技術や提案力はコミュニケーションあってこそだと思います。
お客さまのニーズを引き出し、ご提案するためには、技術2:コミュニケーション8というくらい、大切なものです。

就活生へのメッセージ

ウエディングの仕事は、「おめでとう」と「ありがとう」という素敵な言葉が飛び交う仕事です。


一生に一度だからこそ、求められるものも多く、それ以上の技術と感動を提供してこそプロだと思います。学ぶことの多い毎日ですが、やり遂げたときの達成感は、私にとって何よりのやりがいです。


下積みもあり、大変なことももちろんありますが、何事も楽しむ気持ちを大切に取り組んでいけば、スタイリストになれる日も遠くないと思います。

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