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ヘアメイク

いかに花嫁の美しさを引き出し、魅力的にコーディネートできるかが求められるヘアメイク。結婚式の2〜3カ月前に打ち合わせ、当日の数週間前にリハーサルを行ない、そして当日、花嫁に衣裳を着付け、ヘアメイクを施します。企業によっては当日、花嫁に付き添ってドレスの介助などをするアテンド業務も。リラックスしてもらい、最高の笑顔を作るための会話力も大切な要素です。


一般的に、就職の際には美容師免許が必要です。

現役業界人にインタビュー

プロフィール

國本 愛(くにもと あい)さん


(株)エイテック
アプローズ スタイリスト
入社:2010年4月

経歴

2009年、美容系専門学校を卒業。在学中から1年間、一般向けのフォトスタジオでヘアメイクと撮影アシスタントとして勤める。2010年に㈱エイテックに入社。アプローズ 新横浜店に配属、提携ホテルに常駐して勤務。入社と同時に系列の真野美容専門学校に入学、通信で3年間学び、美容師免許を取得。その間はアシスタントとして現場でエステ、ネイル、着付け、パーソナルカラー診断を習得し、美容師免許取得後はスタイリストとして、ブライダルヘアメイクと、エステほかすべてのサービスを担当。

お仕事内容は?

ブライダルヘアメイクと、エステ、ネイル、着付け、パーソナルカラー診断のすべてを担当しています。(株)エイテックでは、これらを一人の担当スタッフが一貫して行なうのが特徴です。


また、結婚式当日は、新郎新婦のヘアメイクと着付けに加え、挙式から披露宴までずっと新婦に付き添い、ドレスの裾を持ったり、着崩れやヘアメイクの乱れを整えるなどサポートするアテンド業務も行なっています。


 


 

1日のスケジュールを教えてください。

<平日の例>

11:00 

出社

エステ開始

13:30 

エステ終了

14:00 

ブライダルヘアメイクのリハーサル開始

16:30 

リハーサル終了

17:00 

リハーサル前の打ち合わせ

18:30 

打ち合わせ終了

19:00 

退社

 

<土日祝日の例>(10時挙式スタートの結婚式を担当の場合)

7:00 

 出社

7:30 

新婦のお支度開始

8:45

お支度完了、撮影スタート

撮影からは終日新婦に付き添い、ドレスのサポートや会場の案内、メイクのお直しなどのアテンド業務

10:00

挙式開始

11:00 

披露宴開始

お色直し(ドレスの着替え、ヘアメイクのチェンジ)も担当

14:00

披露宴終了

新郎新婦のお引き上げ(ドレスを脱いで平服に戻る)のお手伝い

15:00 

新郎新婦をお見送り

他スタッフのヘルプへ

17:00 

退社

この仕事に就いてよかったこと、やりがい、大変なこと。

披露宴が終わった後、花嫁さまから「一日本当に楽しかったです。ありがとうございました!」と言っていただけると、毎回泣きそうになるほど、うれしいです。一生に一度の結婚式に、できる限りきれいにして差し上げたい。当日一番近くでサポートできる存在だからこそ精神的な支えにもなれれば、と思う分、プレッシャーも非常に大きいのですが、そのプレッシャーに負けず頑張って、お客さまにも喜んでいただけた達成感は言葉にできないほどの感動です。


ヘアメイクの打ち合わせ、リハーサル、そして本番と、数少ない機会の中ですが、とても打ち解けてくださるお客さまも。ヘアメイクの打ち合わせがなくても、会場に足を運んだ際に美容室に顔を出してくださったりすると、とてもうれしいです。そして、当日「写真を撮ってください」と言われると、思い出の一つに加えていただけているんだ、と実感しますし、後日そのお写真を持ってきてくださることも多く、それはもう、宝物です。


そうして打ち解けていただけるためには、お客さまを「ご新婦さま」ではなく「●●さん」とお名前で呼ぶことを徹底。これは、スタッフの定期ミーティングで「お客さまに喜んでいただくためには」とディスカッションをして出た提案で、全スタッフに共有されています。

必須アイテムは何ですか?

筆やブラシ、コームなど。


お客さまをいかに美しくするか、手から直接技術が伝わる道具たちは、私の必須アイテムです。使いやすいもの、また、求めているスタイルを、早く、きれいに作れるものを選んで使っています。


 

ウエディング業界を目指された理由やきっかけは?

ブライダルヘアメイクには高校生の時から憧れを持っていて、美容専門学校に入りました。人をきれいにする仕事がしたい、笑顔と幸せにあふれる空間で働きたいと思ったのです。


専門学校時代、私にブライダルヘアメイクが務まるのだろうか、と不安になり、カメラの技術も勉強したかったので、成人式の写真や、ポートレート撮影などを行なうフォトスタジオでアルバイトをするように。そこでカメラマンさんに言われたのが「メイクさんってズルいんだよ(笑)」というセリフ。お客さまが緊張していて、カメラマンが「笑って」と言ってもなかなか笑顔が出ないときも、ヘアメイクが言うと、お客さまも笑顔になるというのです。それを聞いて、ヘアメイクはお客さまの一番近くにいる存在なのだということをあらためて実感。より美しく、自信を持って楽しんでもらうための一番の存在なのだと思いました。


そこで、やっぱり私は一生に一度の結婚式で花嫁さんを美しくし、支えるブライダルヘアメイクになりたい、と思いました。


 


 

どのように就職活動をしましたか?

面接は緊張してしまうので、いかに落ち着いてできるか、お風呂でひたすら練習しました。メイクなどの技術もですが、やはり練習を重ねた分だけ身に付き、自信にもなって自分に返ってきます。


また、ヘアメイクの仕事は覚えることもいっぱいあり、まだまだ勉強しなくてはならないことが山ほどあることは分かっているけれど、負けず嫌いな性格で、根性だけはあります! という思いは素直に伝えました。


 

この職業で、必要だと思われる能力とは?

「心遣い」


技術はもちろんですが、相手のことを思って、「どうしたら一日楽しく過ごしていただけるか」「きれいにして差し上げられるか」を考えられること。花嫁さまの精神的なケアやサポートをする上でも「心遣い」が大切です。


 

就活生へのメッセージ

ブライダルヘアメイクは、新郎新婦の幸せオーラに包まれて、自分も幸せになれる仕事です。


結婚式当日もずっと花嫁さまのお側にいるので、まさに一緒に結婚式に参加しているような感覚。花嫁さまの笑顔とゲストの笑顔、「ありがとう」と「おめでとう」があふれる空間にいられることが、本当に幸せです。上司にも「いつも幸せそうな顔して仕事してるよ」って言われるくらいです(笑)


その裏には、大きな責任とプレッシャーがあり、勉強や練習もたくさん必要ですが、あきらめないで続けてみようという気持ちがあれば、必ず続けられる仕事だと思います。


人を笑顔にしたいという思い、一生に一度の大切な日に立ち会える幸せが根底にあれば、ぜひチャレンジしてください!


 

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