ドレススタイリスト

挙式・披露宴の音楽・照明ディレクター。進行表に合わせて選曲した楽曲や効果音などを流し、照明を操り、多彩なシーンを演出します。
まず新郎新婦との打ち合わせで、挙式・披露宴のイメージや好みなどをヒアリング。音楽の場合は好きな曲や思い出の曲も伺い、各シーンに用いる具体的な楽曲リストを提案、決定します。当日は、司会者と呼吸を合わせ、機材を操作。空間を彩ります。
東山 友香(とうやま ともか)さん
(株)フェム
名古屋事業所
入社:2016年4月
大学卒業後、新卒で入社。大学時代は心理学とアナウンス情報メディアコースを専攻。映像制作にキャストとして携わる中で、作品を作り上げる上での裏方の仕事の大切さに気付く。
披露宴の際に、音響や照明を操作し、空間を演出する音響照明オペレーター業務や、新郎新婦と直接お会いして披露宴のBGMを決める打ち合わせ、披露宴で使用する音源の制作に関する業務を行なっています。
<結婚式当日の例>
9:00
結婚式場入り
音響機材のチェックや、使用する音源のチェック、マイクの準備
10:00
司会者やウエディングプランナー、キャプテンと披露宴の進行の読み合わせ
11:00
披露宴スタート!
音楽や照明で披露宴を演出
13:30
披露宴終了
機材を片付けて終了
その後、BGMのお打ち合わせなど、日によってスケジュールが異なります。
視野を広く持つことを大切にしています。
学生時代からも意識していましたが、仕事を始めてからは特に大事にしています。披露宴の中では新郎新婦やキャプテン、プランナーの動きに常に気を配る必要があるので重要です。
研修中に先輩からもらったアドバイス
先輩が紙にびっしり書いてくれました。今でもこれを読んで自分の苦手なところを再確認しています。
人を笑顔にする仕事に携わりたいと思いウエディング業界を選びました。
学生時代にドラッグストアでアルバイトをしていたのですが、お客さまとのやりとりの中で「ありがとう」と笑顔で言っていただいたことがありました。それがとてもうれしく、相手の笑顔が見られる仕事なら自分もより一層やりがいを感じられるのでは?と思ったのがきっかけです。
実際にウエディングの音響をしていると、披露宴の時にお客さまの笑顔を自分の目で見られるので、とてもやりがいを感じます。
飾らず自分らしくありのままの自分を見てもらえるように工夫しました。
就職活動の前半戦は理想の人物像を演じているような自分で、なかなか就職は決まりませんでした。周囲に相談すると、「もっとリラックスして、自分らしくしたらいいじゃないか」とのアドバイスが。そのままの自分を知ってもらえるように心掛けたところ選考に通るようになり、内定をいただけました。
「周囲を見る力」
結婚式にはさまざま人が関わっています。新郎新婦、キャプテン、司会者、プランナー、列席の方々…自分の仕事だけではなく、周囲の人の様子をうかがいながら判断する力が必要だと思います。
ブライダルと言ってもさまざまな企業があり、それぞれに違いがあります。
限られた時間内での就職活動だとは思いますが、できるだけ多くの企業の方と接し、自分に合う会社を見つけてくださいね!