ウエディングプランナー(専門式場/打ち合わせ)

挙式・披露宴の音楽・照明ディレクター。進行表に合わせて選曲した楽曲や効果音などを流し、照明を操り、多彩なシーンを演出します。
まず新郎新婦との打ち合わせで、挙式・披露宴のイメージや好みなどをヒアリング。音楽の場合は好きな曲や思い出の曲も伺い、各シーンに用いる具体的な楽曲リストを提案、決定します。当日は、司会者と呼吸を合わせ、機材を操作。空間を彩ります。
猪熊 彩(いのくま あや) さん
(株)フェム
横浜事業所 副所長
2015年4月入社
東京ウェディング&ブライダル専門学校卒業後、新卒で入社。鎌倉営業所の後、横浜事業所へ移動し現在に至る。
主に、お客さまとの音楽・映像打ち合わせがメインで、それに沿って現場施行や準備を行ない、また受発注の作業もあります。
現在は挙式アテンドも兼務しています。
平日
10:30 出社、メール処理
11:30 音源・映像チェック
13:00 お昼
15:00 打ち合わせ
18:00 打ち合わせ処理、メール処理
20:00 帰社
土日祝日
8:00 現場入り、音源や映像確認
9:00 リハーサル立ち合い、式すり合わせ
10:00 挙式
10:40 披露宴すり合わせ
11:00 披露宴
13:45 2件目の披露宴確認
14:00 挙式
14:45 披露宴すり合わせ
15:00 披露宴
18:00 片付け、打ち合わせ
19:45 帰社
「お客さまにとってどうなのか?」を常に考え、行動することです。効率重視ばかりではダメで、例えばシステムや業務フローを変更する際にも、その結果どうなるのか。お客さまは、それに対してどう感じるだろうか? などお客様の立場になって考えています。
もう一つは、お客さまとの信頼関係を築くこと。お客さまから「安心して任せられる人」と思ってもらえるよう、心を開いてもらえるよう、こちらも一人の人間としてオープンマインドで接するようにしています。
新郎新婦からの手紙です。心の支えとなるお守りみたいなもので、たまに読み返しては、次のお客さまに向き合う際のエネルギーにしています。
プランナーの仕事に憧れたことから、専門学校に進学してプランナーの業務を学びました。
業界研究は専門学校での授業に助けられ、最終的には10社程度に応募しました。
フェムに入社したのは、学校に届いたフェムの求人票を見て、何か最初から“ご縁”のようなものを感じていたからです。
「コミュニケーション力」
さらに、人から言われなくても気付く、察するくらいまでコミュニケーション力を磨くことができれば、仕事で大いに役立つことでしょう。もちろん、それは簡単なことではありません。しかし「いずれ気付ける人になりたい!」という気持ちが大切なのだと思います。
当社も「人が商品」の考えで、コミュニケーション力を重視しています。私も常に、お客さまやクライアントから自分がどう見られているか?を気にしながら、「頼れる人」、「任せられる人」でいられるよう努力しています。
この仕事は接客業ですから、学生時代にさまざまなアルバイト経験を積んで、いろんなタイプの人と出会い、その方にどう向き合えばいい関係性が築けるかをぜひ学んでください。その経験がきっと現場に出てから生きて来るはずです。
また、そもそも「自分はどういう人なのか」が分かっていなければ、さまざまなお客さまに合わせることができません。面接でもスムーズに答えられるよう、就活の時期にはしっかりと自己分析を行なっておくのも大切なことです。