メディアディレクター

結婚式のスナップ写真やゲストと一緒に写る記念写真を撮影するのがフォトグラファーの仕事。新郎新婦の自然な笑顔や、感動したゲストが思わず見せる表情などの決定的な瞬間を逃さないよう、常に緊張感を持って周囲に目線を配っています。
挙式と披露宴を合わせて約4~ 5時間、複数のカメラや機材を身に着けて動き回る仕事ですから、体力も必要。撮影後は編集・データ処理も行ないます。
村上知穂(むらか みちほ)さん
(株)レック
ラヴィ・ファクトリー事業部 神戸店 主任
2010年4月入社
阪南大学国際コミュニケーション学部を卒業後の2010 年、新卒で㈱レックに入社。入社研修を経て、ラヴィ・ファクトリー事業部に配属。フォトグラファーとして、結婚式や前撮り、スタジオ撮影、お客さまとの打ち合わせを担当。19 年には、社内の写真技術評価にて最上位クラスにも選出された。
平日は主にロケーション前撮り、スタジオ撮影やお客さまとの打ち合わせ、撮影した画像の編集、事務作業が主な業務。土日は、挙式のお客さまの撮影です。
平日
10:30 出社・朝礼
11:00 事務作業
13:00 提携式場での前撮り
17:00 店舗にてお客さまと打ち合わせ
19:00 終礼・退社
土日
10:30 出社・朝礼
12:00 結婚式撮影
18:00 データチェック・事務作業
19:00 終礼・データ処理
20:00 退社
新規接客から撮影、納品まで、たくさんのスタッフが関わっている仕事ですから、いつもお客さまや仲間への感謝の気持ちを持って臨んでいます。情報共有シートを書く際にも、誰が見てもわかりやすいよう、相手への伝わり方まで考えて記すようにしています。
また、撮影時は緊張するお客さまに声をかけながら適度にリラックスしてもらい、撮影の1日そのものが楽しめて、思い出に残る時間となるよう導いています。
お客さまからいただいたお手紙や年賀はがきです。
私が撮った写真で年賀状を作成されるお客さまもいらして、やはりいただいてみると、すごくうれしいですね。挙式の時だけでなく、お子さまが生まれた際にも家族の写真を撮影に来てくださることもあり、そんなはがきや手紙を見る度、この仕事のやりがいを感じています。
大学は国際コミュニケーション学部でしたので、卒業後も人に関わる仕事がしたいと、さまざまな職種を検討した結果、ウエディング業界を志望するようになりました。当社も最初はプランナー志望で入ったのですが、研修で、結婚式の一日を記録と記憶に残すウエディングフォトの魅力に触れ、適性としても、よりフォトグラファーが向いている考え転向しました。人と話すことが大好きで、今はそのコミュニケーションツールが言葉とカメラになったという感じですね。
大学3年次の春に就活を始めて、他業種も幅広く検討。またウエディングも行なっているホテルでインターンシップも経験しました。ただウエディング業界に絞るのが少し遅かったので、ドレスも含めてエントリーできる企業にはすべてエントリーしました。その中でレックの企業理念「Keep on Servingto Guest ~人に尽くし続ける企業」に共感し、働いている先輩も輝いていたことがとても印象に残ったので、ぜひ入社したいと思いました。
「人を楽しませたいと思う気持ち」
フォトグラファーは技術職に違いないのですが、私のようにスマホの写真しか撮ったことがなかった人間でも、入社後に頑張って技術をつけていけば社内評価制度でトップランクに名前を連ねることもできます(笑)。
ですから、人に楽しんでほしい、喜ばれたいと思える人なら誰でも努力次第で活躍できる仕事です。出来上がった写真でこんなにも喜んでもらえ、感動してもらえる仕事は、他にはなかなかないと思います。
また、結婚式は老若男女、さまざまな年代の方が参加する場です。アルバイトなどを通じていろいろな年代の方と話をしておくとコミュニケーションも取りやすいと思いますよ。
私は面接ではすごく緊張しました。それで表情が硬くなるのがわかったので、心の中で「落ち着いて笑顔で」とささやいていました。話す調子も「急がず、できるだけゆっくり」と。すると頭の中で整理できるので、常にそれを心がけていました。
当社は女性のフォトグラファーも多く在籍しています。未来の自分と重ね合わせられる先輩たちがいるので、その意味でも働きやすい職場ですよ。
みずみずしい感性を持った皆さんと一緒にお仕事できることを楽しみにしています!