ムービーコーディネーター・撮影

専門式場とゲストハウスの事業内容はずばりウエディング。 一般宴会も行ない、通常営業のレストランを持つ会場もありますが、一般的にホテルやレストランとの違いは、業務を婚礼に特化していること。コンセプトに合わせたハード造りにも力を入れています。
ウエディングプランナーの仕事内容は、新たに来館したお客さまに対応する営業=「新規接客」と、成約(結婚式の申し込み)後に、さらに詳しく希望を伺い、挙式・披露宴の具体的な内容を形にしていく「打ち合わせ」とに分けられます。
結婚式当日に向けて、挙式・披露宴の進行プログラム、招待状、フラワー、テーブルコーディネート、料理などを新郎新婦にご提案、ご相談し、決定していくのが「打ち合わせ」。「新規接客」と担当を分けている会場が多いですが、一人のプランナーが一貫して担当する会場もあります。
新郎新婦だけでなく、多くのスタッフと共に結婚式を作り上げていくため、高いコミュニケーション能力が必要です。
佐々木 彩子(ささき あやこ)さん
(株)ディアーズ・ブレイン
The 33 Sense of Wedding
チーフウエディングプロデューサー
入社:2012年4月
大学卒業後、新卒で入社。鹿児島の「グレイスヒル・オーシャンテラス」でウエディングプランナーを3年間務め、2015年、大阪の「The 33 Sense of Wedding」の立ち上げメンバーとして異動し、チーフウエディングプロデューサーに就任。
ディアーズ・ブレインでは新規接客・打ち合わせ・当日スマイル(施行)担当まで一貫でお手伝いをさせていただいているため、結婚式において新郎新婦と直接関わる現場のお仕事すべてに携わらせていただいています。
また、今年はチューター(教育担当)として、新卒入社1年目の新米プランナーが、新規接客・打ち合わせ・当日スマイル担当すべてを一人前に行なえるよう、指導もさせていただいています。
<平日の例>
10:30
出社
11:00
朝礼・掃除
11:30
メールチェック・打ち合わせ
15:00
まかない
16:00
メールチェック・打ち合わせ
18:30
退社
<土日祝日の例>
8:00
出社
接客ロールプレイング
8:30
朝礼・掃除
9:00
新規接客
14:00
打ち合わせ
(合間に休憩・食事)
17:30
新規接客
22:00
退社
「笑顔でいること」
ディアーズ・ブレインでは結婚式のことを「スマイル」と呼んでいます。名前の通り、結婚式は笑顔あふれる一日。
しかしながら、当日までの打ち合わせは、新郎新婦にとってはじめてのことだらけ。不安になられることや、ゲストの方に喜んでいただけるか心配されることも少なくありません。
また、当日はカチコチに緊張される新郎新婦も。そんな時、まずは自分自身がとびきりの笑顔でいることを大切にしています。笑顔は伝染するものと信じ、自身はもちろん、お店のキャスト全員に笑顔でいてもらえるような関係性を築くことも心掛けています。
心の支えとなっているのは、お客さまからいただいたお手紙!
ふと手にとって読んでは元気を頂いています。
ちなみに、打ち合わせでは欠かせない4種の神器は、ジェットストリームの多機能ボールペン、フリクション蛍光ペン、フィルム式付箋、手帳。
たくさんのお客さまをご案内させていただく中で、お客さまとの約束を忘れてしまってご迷惑をおかけすることが一番恐れていることです。それを防ぐために、ボールペンで書く、伝えないといけないことはフリクション蛍光ペンでマーキングしておき、完了したら消す、付箋に記入した期日を手帳に貼り付けておく、などしています。
人とかかわることが好きで、B to C(企業 対 個人消費者)の仕事がしたいと思っていました。
そんな中、大親友の結婚式に列席するというタイミングがあり、ウエディング業界に興味を持つように。当時、就職活動の中でもウエディング業界は動き出しが早かったこともあり、企業説明会を聞きに行くようになりました。
その中で今の会社に出会い、ウエディング業界で働くことを最終的に決めた形です。
この仕事では、いかにそのお客さまにあったご提案ができるかがとても大切なことだと思っています。そして、お客さまは十人十色、さまざまな方がいらっしゃいます。ですので、自分自身がいかにたくさんのことを経験しているかがご提案の幅につながると思っています。
ウエディングの知識を増やしておくというよりは、人生経験をたくさん積むことが大事ではないでしょうか。
「コミュニケーション能力」
ウエディングプランナーはお客さまのニーズを聞き出し、ご提案しなければなりません。
さまざまな年齢・仕事・趣味・家族構成をお持ちの新郎新婦とお話をするので、単に表面上の会話だけでなく、お客さまの心の底に秘めていらっしゃる真意を聞き出すために、とても大切な能力ではないかと思います。
ウエディング・ブライダル業界と聞くととても華やかに見えるのではないかと思います。
実際働いてみると、お客さまの一生に一度の大切な日を任せていただくということで、その重圧も相当なものがあります。しかし、お客さまの人生に一度の最幸な笑顔を一番近くで見届けさせていただける、何にも代えがたいやりがいのあるお仕事です。
今、ウエディング・ブライダルを目指されているそのキラキラした素敵な気持ちを大切に、いつか一緒に同じ業界で働けることを楽しみにしています。
就職活動、楽しみながらがんばってくださいね!