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セミナーのエントリーの仕方で分かる、採用される人、されない人
1.入力内容が間違っている
生年月日を入力していただくフォームになっているのですが、2000年に生まれた人がずいぶんと多くいます。申し込み者の何と5%近くも!
2000年からプルダウンで選択できるようになっているのですが、年号は無視して、そのまま月日だけ入力してしまったのでしょう。
また、都道府県名が抜けていたり、明らかに住所が間違っているものなどがちらほら。
私が人事担当者だったらこういう人は採用しません。理由は二つ。
まず、入力ミスが多いということは注意力が散漫であると思わざるを得ません。そういう人を採用してしまうと、入社しても入力ミスなどで手配が間違っていたり、手配漏れが生じる可能性があるからです。そうすると最悪の場合、会社に大きな損害を与える可能性もありますから、そういう可能性のある人の採用は避けます。
人間ですから誰しも入力ミスの可能性はあるでしょう。しかし、第一希望の会社のエントリーなどであれば、ミスがないように確認するはず。ということは「この学生は慌てて入力するぐらい志望順位が低いのかな?」と判断します。志望順位が高い人を採用したいですからね。これが二つ目の理由です。
2.メールアドレスが学生のノリのまま
多くの学生のメールアドレスは名前だったり、学籍番号だったりするのですが、中には目を疑うものもあります。先日、このようなアドレスの方を見かけました。
×××nebosuke@×××
学生同士であれば、メールアドレスにあだ名を使ったりするのもいいでしょうが、今後企業とやり取りをするのにも、今はメールは欠かせないツールの一つです。このアドレスのままでいいのでしょうか。
「nebosuke、うん?寝坊助?この子は寝坊助なのか。だったら、早朝から準備するウエディングの時にどうするのかな?」
私が採用担当者だったらこう考えてしまって、採用には踏み切れません。
3.問い合わせの内容に件名も署名もない
セミナーの内容や申し込み方法などについてさまざまな問い合わせを受けるのですが、中には件名も署名欄もなく、酷い時には名前すら書いていないので、こちらが登録者名簿からメールアドレスで検索して探し出すこともあります。探し出せればまだいい方。PCアドレスで申し込んでいて、携帯アドレスから問い合わせがあった時はもうお手上げです。問い合わせ内容に答える前に、ところであなたはどちら様ですか?と尋ねなければなりません。これではお互いに二度手間です。
こういった相手への配慮に欠けるメールなどを送る人を採用しようと思う企業は恐らくないでしょう。セミナーの事務局に対してはそんな感じだけど、企業に対してはちゃんと送っているという人がいるかもしれません。でも、企業にだけいい顔をしていても、そんな付け焼刃は百戦錬磨の人事・採用担当者には通用しません。すぐにばれてしまいます。
どこにいても、だれにでも!プラスの自分を発揮する!
と、気付いたことを三つ挙げてみましたが、いかがでしょうか。もし、どれか一つでも学生の皆さんで思い当たる節が合ったら、すぐに改善しましょう。せっかく高い能力をもっているにもかかわらず、こんなミスでつまずいてしまうのはもったいないですからね。
セミナーの受付一つとってもこれだけいろいろな情報が見えてくるのですから、皆さん、面接だけでなく、エントリーや説明会の時などにも気を抜くことなく臨みましょう!
先生のプロフィール
石渡 雅浩(いしわた まさひろ)
大学卒業後、(株)東急ホテルチェーン(現:東急ホテルズ)入社。キャピトル東急ホテル宿泊部、本社経営企画室を経て、(株)オータパブリケイションズに入社。週刊ホテルレストラン副編集長を経て、『The Professional Wedding』の編集長に就任し、創刊に携わる。11年5月に独立し、(株)ウエディングジョブを起業。業界誌を通じての情報発信や講演活動のほか、ホテル・ブライダル業界志望の学生の自己PRの添削などを行なっている。
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