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面接で大切なこと その1

2012.12.26
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面接で、面接官は皆さんの何を見ているのでしょうか。


さまざまな対策をする前に「面接官が知りたいこと」「面接で伝えるべきこと」を、元日米ハイテク企業の採用担当、現在は人事コンサルタントとしてご活躍中の 鈴木美伸(すずきよしのぶ) さんに教えていただきましょう。

面接者が見ているのは能力が中心

面接について最初にお伝えしておきたいことは、企業の面接者の視点は相当に異なるものである、ということです。人を見ることに慣れたベテランだけではなく、今年入社したばかりの若者の場合もあれば、人事部ではない営業の現場から呼ばれた年配の方の場合もあります。さらに、ベテランであったとしても、業界・企業規模等に応じて求める資質もレベルも異なります。


つまり、面接ではどこの企業でも通用する正解は存在しない、ということになりますが、実際は多くの企業から内定をもらう人と、そうでない人がいます。その違いは何か、それがこのページでお伝えする面接(というよりはプレゼンテーション)のセオリーです。それは「性格」というより「能力」。採用担当者がまず把握しなければならないのは、その人がどんな性格か?ではなく、ちゃんと能力を持っているか、なのです。


性格や自分らしさは見えませんし、なかなかつかみにくいものです。しかし、能力は行動に表れるものなので把握しやすい。少し前に、「“思い”は見えないけれど、“思いやり”はみえる」というキャッチコピーがありましたが、それと同じです。多くの学生を面接していると、「自分らしさ」をアピールしたいという方が多いですが、そこで大事なことは、自分らしい「行動」を伝えられているかなのです。

面接で見ているのは働く力

面接で見られるのは能力が中心だと書きましたが、その能力とは働く力のことで、就職活動がうまくできる力ではありません。例えばプレゼンテーション能力は、ウエディング業界のように高度な対人スキルが求められる世界では必須のものです。現場で働く社員の能力によって、ビジネスが左右されるのですから。どんな高級ホテル、結婚式場でも、フロントの人物の能力が顧客の印象を左右します。


そのプレゼンテーション能力を測るために、「何(What)」を「どう(How)」説明するか、を尋ねます。
「何」はその業界・企業で求められる知識・常識です。これらを豊富に持っているということは、事前に調べる能力や記憶する能力、また未知のものに対する好奇心や向上心も分かります。
「どう」は、プレゼンテーション能力のことで、論理的に話を組み立てる能力や、ハッキリ滑舌よく話す会話力。また、相手に確認しながら話を進めるコミュニケーション力からは、人の気持ちを察する観察力や感受性、さらにはアドリブで対応する即応力などが分かります。


それらを見るために、面接者は「あなたの頑張ったことは何ですか?」と尋ねます。皆さんが自分の得意の分野(What)をどのように(How)説明するかを見るのです。

話す内容は論理的に組み立てる

面接ではいろいろなことを尋ねられますが、多くの面接者の質問を集めて整理すると、以下の5分野に大別されます。これ以外にもいろいろな質問がありますが、以下の分野は答えられないと致命的になる重要なものです。


1.体験談
 ⇒過去の経験(事実)


2.自己PR(自己紹介)
 ⇒現在の能力(理由)


3.志望動機
 ⇒未来への意志(結論)


4.社会・業界・企業
 ⇒社会への関心


5.就職活動の状況
 ⇒自分への関心


まずこの中で大事なことは、1⇒2⇒3の体験談、自己PR、志望動機の流れです。これらは皆さんも当然だと思うでしょうが、この3つの関係を整理して理解している人は意外と少ないです。この3つは、過去・現在・未来という時間軸で整理されます。論理的には、事実・理由・結論という関係です。
これをしっかり理解しておけば、話す内容にダブりがなく、アドリブもききます。これらをバラバラに記憶しているだけだと、面接では留守電に録音された会話のように、生気のないものになってしまいます。


次に4.の、社会に対する関心の整理も必要です。面接で熱意や真剣度が本物だと証明し、能力であることを伝えるには、これをしっかり学び、整理して自分の意見にして下さい。「御社が第一希望です」では熱意は分かりますが、そんな方は山ほどやってきます。熱意を能力として評価されたいなら、大学生としてつたないながらもできる限り社会や業界や志望企業のことを調べておくべきです。そうしたことを楽しんでできる人なら、きっと有望なウエディングプランナーになれることでしょう。


最後に、5.の、自分に対する関心です。これを面接者は業界や企業を、どんな理由で応募しているのかで確かめます。この回答によって、応募者の好みやこだわりを把握すると同時に、好きなことを仕事にする覚悟や意識があるかを確認するのです。自分が好きなものを一方的に説明するのではなく、相手の知りたいことを分かりやすく説明することも、ウエディング業界を志望する人には大事な能力です。皆さんにとっては、本当の自分を出せないのかな?分かってくれるのかな?と思われるかもしれません。しかし、採用担当者が求めているのは「友人」ではなく「仕事仲間」なのです。どんなに笑顔が素敵でも、こうした能力のない人とは一緒に働く気にはなりませんよね。


さて、「面接で大切なこと その2」では、もう少し具体的に面接のプレゼンテーションスキルについて見ておきましょう。

先生のプロフィール

鈴木美伸(すずきよしのぶ)


有限会社ステージ・フォー・ワン代表取締役、法政大学 総長室 企画・戦略本部 特任教員


日米ハイテク企業での営業・人事を経て人事コンサルタントとして独立。キャリアカウンセラー資格取得後は多くの大学でキャリア論の講師も務める。

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