# Wedding Jobs
フォトグラファー
結婚式のスナップ写真やゲストと一緒に写る記念写真を撮影するのがフォトグラファーの仕事。新郎新婦の自然な笑顔や、感動したゲストが思わず見せる表情などの決定的な瞬間を逃さないよう、常に緊張感を持って周囲に目線を配っています。
挙式と披露宴を合わせて約4~ 5時間、複数のカメラや機材を身に着けて動き回る仕事ですから、体力も必要。撮影後は編集・データ処理も行ないます。
現役業界人にインタビュー
関西外国語大学を卒業後、新卒で 2018 年 (株)レックに入社。研修を経て、ラヴィ・ファクトリー神戸店に配属。現在は結婚式当日の記録フォトや、前撮りロケーションフォトなどを担当。また電話やオンラインを含めた新規接客業務も行なう。お客さまはもちろん、一緒に働く仲間にも常に興味関心を持ち、感謝の気持ちを忘れずに働くことを大切にしている。
お仕事内容は?
フォトグラファーとして働いています。
今年に入ってから初めて結婚式当日の撮影を一人で担当し、目標の一つを達成することができました。それまで先輩にアシストされてメインで撮影する経験も積みましたが、一人で担当するとなると、当日は取り逃しが許されない特別な緊張とプレッシャーがあります。メイクルームでの準備シーンの撮影など、当日はおふたりと近い距離感で関わるのもフォトグラファーならではだと思います。緊張しているおふたりを和ませるようなトークで、良い表情を引き出せるよう努めています。
ご結婚式や撮影が結んだ後に、「楽しい一日でした、ありがとうございました」とおっしゃっていただけると、素敵な一日を共有できたという達成感で満たされます。
1日のスケジュールを教えてください。
10:30 出社・店舗清掃・お出迎え準備
11:00 お客さまお出迎え・お支度ご案内
11:30 電話対応・事務処理
13:00 ロケーション出発・アシスタント業務
15:00 撮影終了・精算処理
16:00 お見送り・片付け
16:30 電話対応・事務処理
18:00 終礼・事務処理
19:00 退社
仕事をする上で大切にしていることは?
興味・関心を持つことです。
お客さまに対してだけでなく、一緒に働く仲間にも興味関心を持って、日々感謝の気持ちを忘れず働くことを心掛けています。
また、想像力をもって、常に一歩先のことを考え動くことを大切にしています。
必須アイテムは何ですか?
カメラとサブバックです。
サブバックは先輩から譲り受けたもので、撮影の際のお守り代わりにもなっています。
心の支えになっているものは、お客さまからのお礼の手紙・メッセージです。辛い時に見返すと頑張ろうと勇気が湧いてきます。
この仕事に就くためにやっておくといいことは?
いろいろな経験をしておくといいと思います。
専門的な知識や技術は入ってから一からしっかりと教えていただけるので、アルバイトや旅行など、さまざまな経験をするのが大切かなと思います。
感動したこと、驚いたこと、失敗したことなど全ての経験が、お客さまとのコミュニケーションにつながり、働く上でも役立つはずです。
この職業で、必要だと思われる能力とは?
必要な能力は特にありません。
お客さまや仲間のために寄り添う気持ちが大切だと思います。私は学生時代に飲食店と大手雑貨店でアルバイトをしていました。今振り返ると、その経験がとても役立っていると思います。多様性に対応した接客サービスの工夫など、あらゆる人の立場に寄り添うことがお客さま満足につながることを学びました。