2016年度新卒で、ブライダル企業の内定を得た大学4年生2人にご協力いただき、インタビュー。就活スケジュールや、就職活動で内定への鍵となった出来事、印象に残っている選考などを伺いました。
最終回の今回は、就活中に壁にぶつかり、乗り越えた経験などから、アドバイスをいただきました。
☆ Aさん:内定先 ブライダル衣裳系企業2社(4年生の5月に内定)
☆ Bさん:内定先 ゲストハウス系企業3社(4年生の3~5月に内定)
※二人とも、3年生の7、8月の夏休みを中心にインターンシップに参加。
聞き手:『ブライダルのお仕事』編集長 宇佐美彩乃、同マネジャー 高梨美佳
Aさん: 3月頃、最終選考や、その一歩手前で落ちてしまうことが続いて、立ち直れなかった時期がありました。今年は経団連の指針で3月から就活がスタートする、と言われていたので、周りには3月でもまだ遊んでいる人が多かったこともあって、辛くなってしまったのです。
その時は、一週間、「就活自体を休む!」と決めて、何も予定を入れないように。もうブライダルから離れようかと思ったのですが、ふと結婚式を題材にした洋画が見たくなって・・・見たら、「やっぱりやりたい!!」となって、復活できました。
Bさん: 12月にインターンシップと連動して早期選考をする企業を受けた際、まったく選考を通過できずにすごく落ち込みました。私の場合は、1月に開催された「ウエディング業界就活徹底準備セミナー」(ウエディングジョブ主催・通称 「安東セミナー」。16年は2月25日・26日開催予定)に参加して大きく変わりました。自己PRも志望動機もうまく伝えられていなかったことに気付けて、エピソードの使い方や書き方もアドバイスをいただいたことで、そこからESも面接も通るように。自信も付いたと思います。
Aさん: 説明会に行った際、その場で取ったメモとは別に、自分の感想や、入社したらやりたいことをまとめたノートを作りました。自分自身も企業への印象や進みたい方向を整理できましたし、面接にも役立ったと思います。
Bさん: 私は、選考が終わるたびに、内容を全部ノートに書き留めました。どんな質問をされて、どんな受け答えをしたか。もっとちゃんと伝えるためにはどうすればよかったか、などをまとめることで、次に向けて冷静に準備できたと思います。
Aさん: また、私も「安東セミナー」への参加は本当に自信になりました。髪型やメイク、姿勢も教えていただきましたし、先生のアドバイス通り、“説明会では早く行って必ず一番前に座る”ことも実践。意識が高くなったと思います。それが選考結果にも表れたのではないでしょうか。
あとは、3月に開催された「ウエディング・ブライダル業界 就職フェア」(ウエディングジョブ主催。16年は2月17日開催予定)で、人事の方と直接話せるチャンスがあったので、熱い思いをしっかり伝えて、売り込んできました(笑)。使えるチャンスはしっかり活用するといいと思います。
Bさん: そして何より、「早く始めること」!! 他業界と比べて、やりたいことを考える時間をしっかりと作るとよいと思います。選考が始まってしまうと、目の前のことに精一杯で考える時間が作れず、完全に悪循環になってしまうので、要注意です。
Aさん: 早く始めて、やりたいことを見つけた方が、対策もできるし進みやすいですよね。
お二人とも、ありがとうございます!
やはり、業界研究や企業研究には、しっかり時間をかけたいですね。2017年度新卒に向けては、現在インターンシップも多数行なわれていますし、(株)ウエディングジョブでは、お二人も活用された就職イベントやセミナーも開催いたします。
http://emmy.wedding-job.com/event/
チャンスを逃さず! 皆さんにぴったりの会社に出会ってくださいね!