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オンライン面接のポイント
【Wedding Emmy編集部による ホスピタリティ業界就活コラム】
ウエディング・ホスピタリティ業界の合同説明会・セミナーイベントを主催している「Wedding Emmy」。
編集部スタッフは就活アドバイザーとして、毎年2月に開催している「ウエディング・ブライダル業界特化型 就活成功講座」の受講生には、ES添削や面接練習などのサポートも行なっています。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大による影響が、採用活動においても色濃く出ています。
21年卒の方も、いま就活が始まったところの22年卒の方も、一社一社との面接の機会をより大切に、丁寧な対策を講じていかなくてはなりません。
その面接についても、緊急事態宣言解除後もWEBで実施しているところが多く、
今後の採用に関してもオンライン面接とリアルの面接を組み合わせるところが増えていくことが想定されます。
そこで今回は、ウエディング・ホスピタリティ業界でのオンライン面接のポイントをお伝えします。
【オンラインで難しいのは「間」】
リアルだと面接が始まる前に、ドアを開けてから座るまで、ほんの1分弱の間に、相手の空気感を察知できるので心の準備ができます。
オンラインだと、ぱっと画面が変わると目の前に相手がいるので、事前に心の準備をしていたとしても「急に始まった感」があり、慌ててしまいがち。
この慌てた気持ちが、空回りの原因になってしまうことも多いのではないでしょうか。
そしてこれは個人の感覚ですが、オンラインだとリアルよりも沈黙や間が重く感じてしまう気が…。
具体的な対策となり得るポイントをお伝えしていきます!
POINT1.質問に対してひと言で返答しない
例えば
「自粛期間中、生活リズム崩れたりしませんでした?!」に対して、
「意外と大丈夫でした」とひと言で返してしまうと、先方としては次の言葉を待ってしまい、WEBだと特に、妙な間が生まれます。
ひと言で返すのも間違いではないのですが、就職後にあなたが行なう業務は、お客さまへの「接客」です。
面接であっても、相手との「会話」「コミュニケーション」を心掛けてみてください。
「最初の3日間は昼夜逆転してしまったのですが、これではいけない!と、Youtubeで朝と寝る前にヨガをやるようにして、生活リズムを整えていきました。」
など、具体例まで自分の言葉で伝えることが大切です。
POINT2.話し終えたことがわかるよう、語尾をはっきりと!
オンラインだと画面上に映るのが胸から上だけなので、視覚情報が限られます。
発する言葉と表情で、面接を成立させていかなければなりません。
面接官側が判断に迷うのは、相手側の話しが終わったのかどうかです。
例えば…
「あなたの長所を教えてください」
「●●なところです。先日こういうことがあり、友人にこう言われて嬉しかったですね…」
あなたは話し終えたつもりでも、面接官側はまだ続くのかな?と判断がつかずに、面接全体の空気感に影響を及ぼす「間」が生まれてしまいます。
「●●なところです。先日こういうことがあり、友人にこう言われてとても嬉しかったです。ですので●●なところが自分の長所だと思っています」
ここまで言い切ると、話しが終わったことが明確にわかります。
また、話し終えたあとにうなずき、口を閉じるのも「私の話しは以上です」と伝えるジェスチャーになります。
POINT3.カメラ位置(スマホ/パソコン)は固定し動かさない
企業の人事の方から、
「面接が始まっているのにカメラの位置を気にしている方がいて、こちらも気になってしまう」
という声がいくつかありました。オンライン面接だと自分の顔も画面に映るので、つい見てしまうのはわかります。
面接前に必ず事前チェックをして、カメラの位置は固定。面接が始まったら自分の姿に意識を向けないよう注意してください。
自分ではさりげないしぐさだと思っていても、カンペをおいてチラチラ見ていたり、カメラ位置や髪の毛などを定期的に気にしていたりするのは思っている以上に、悪い意味で相手の目に留まってしまうのです。
企業側も、オンライン面接に慣れているわけではない?!
面接官と同時に話してしまっても、話している間に先方の反応がなくて不安になっても(相槌の声が邪魔になってしまうので面接官側もなかなか相槌を打てない場合も。)あわてなくて大丈夫。
多くの企業が、このコロナ禍においてオンライン面接の準備を余儀なくされ、企業側も21年卒の採用活動で初めてオンライン面接を行なった、というところが多いのです。
そのことを知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか?
同時に話してしまったときはいったん自分の話しを止めて相手の反応を待つ、たとえ話している間に先方の反応がなくとも、しっかり笑顔でアピールしましょう。
これまでお伝えしたポイントに通じているのは、「接客を意識する」ということ。
リアルであってもオンラインであっても、円滑なコミュニケーションを意識したり、相手の状況を思いやることが大切です。
がんばりましょう!
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