# Wedding Jobs
ドレススタイリスト
新郎新婦やご両親などの衣裳を担当するのがドレススタイリスト。会場内のショップでは、その会場のお客さまを専門に、街の路面店では、提携会場からのお客さまと、直接店舗を訪れるお客さまにも対応。ドレスだけでなく小物やアクセサリー、和装も扱います。
新婦のご要望をくみ取り、魅力を最大限に引き出すコーディネートを提案します。
現役業界人にインタビュー
日本外国語専門学校ブライダル科を卒業後、新卒で(株)ハツコエンドウウェディングスに入社。銀座店に配属され、半年間のアシスタント期間を経た後、コーディネーターとしてデビューして今年で 3 年目。お客さまの最高の一着を探し提案する現在の仕事を極め、いずれは提携する外資系ホテル内の店舗で接客することを目標にしている。
お仕事内容は?
ドレスコーディネーターは一生に一度の結婚式に着る衣裳選びをサポートします。当社の銀座店には1000着以上のドレスが常備されており、お客さまのご希望を伺いながら、ふさわしいドレスをセレクトします。
そして試着へと進み、アクセサリーなどトータルな視点でアドバイス。決定まではおよそ2~3回ご来店いただきます。当日の1~2週間前にもサイズの最終確認やお直しがあるので、最初のご来店から衣裳の決定まで、およそ数カ月の長いお付き合いになります。
1日のスケジュールを教えてください。
【平日】
10:30 朝礼
11:00~ 接客 1日2~3組
ランチ 1時間
20:00~ 掃除や片づけの後に退勤
【土日祝日】
9:15~ 朝礼
10:00~ 接客 1日3~4組
ランチ 1時間
19:00~ 掃除や片づけの後に退勤
今の会社を選んだ理由は?
インターンシップをきっかけに、ドレス企業に絞って就活を行ないました。
当社は銀座で操業して120年近く続く老舗企業。老舗でありながらトレンドを捉えたセンスあふれるドレスが魅力で、Instagramをきっかけに来店されるお客さまも。
富裕層の顧客が多く、一流の接客技術を身に付けることができると思い入社しました。
必須アイテムは何ですか?
名刺入れ/メジャー
名刺入れは学生時代に友人から内定祝いでプレゼントされたものです。私はそのお返しにボールペンを贈りました。
メジャーは先輩から譲っていただいたものです。どちらも大切に使っています。
この仕事に就くためにやっておくといいことは?
いろいろな方とたくさん会話をすることです。
知識は入社後の研修などで身に付くので心配はいりません。先輩も後輩にちゃんと教えてくれる社風です。ただアルバイトや旅行など、学生時代にしかできないことは、ぜひ経験してほしいなと思います。私は飲食店とブライダルのサービススタッフのアルバイトをしていました。この経験で学生時代から観察力を磨くことができました。
この職業で、必要だと思われる能力とは?
聞く力・観察力・提案力
たくさん知識があっても、その知識を押し付けるようにお話してしまうとお客さまもいい感じはしないですから、それは必要な場面だけ出せばいいと思います。やはりお客さまのご希望に合うご提案をするためには、本音を引き出す力が必要です。ドレスをお見せした時の反応からお好みかどうか、お悩みなのかは表情の変化などからも分かることがあるので、観察力が大事だと思っています。