ウエディングのお仕事

# Wedding Jobs

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ウエディングプランナー(リゾート)

リゾートウエディングの場合、プランナーは挙式、パーティー、映像、写真などのほか、ハネムーンまでトータルでプロデュースするのが特徴です。企業ごとに国内外のさまざまなエリアや会場、プランを取り扱い、結婚式当日は主に現地スタッフが施行します。会場が離れた場所にあり、お客さまが事前に会場を見られない分、プランナーは画像や動画、VRを活用。提案力も必要です。

現役業界人にインタビュー

現役業界人にインタビューの画像
プロフィール

野口 香音(のぐち かのん)さん


 


ワタベウェディング(株)


銀座サロン


リゾートウェディングプランナー


 


2019年4月入社

経歴

中学時代から陸上選手として活躍。専門種目は 400 mハードル。東京女子体育大学に入学し、卒業後の 2019 年、新卒でワタベウェディング(株)に入社。新入社員研修を経て、大宮店に配属。 8 カ月後に銀座サロンへ異動し、現在はアスリートとして鍛えた体力や忍耐力を持ち味に接客業務にいそしんでいる。

お仕事内容は?

お仕事内容の画像

ハワイ・ヨーロッパ・沖縄など、当社が取り扱う世界各地の式場の中から、お客さまのニーズに最適なエリアとチャペルを紹介し、提案する仕事です。


私たちが手掛けるリゾートウエディングは、カップルはもちろん、家族・友人の旅程やホテル・滞在スタイルも含めて、挙式の前後でも家族の絆づくり、かけがえのない思い出づくりをトータルプロデュースしています。


今、リゾートウエディングで1番人気なのが沖縄、海外希望の方ならハワイです。2020年以降はコロナ禍の影響を受けましたが、徐々に回復しています。


 

1日のスケジュールを教えてください。

10:00 出社・メールチェック

10:30 オープン準備・スケジュールチェック

11:00 ウェディングプランナー業務(接客・手配・メッセージ返信)

14:00 ランチ

15:00 ウェディングプランナー業務(接客・メッセージ返信・ミーティング)

19:30 退社

仕事をする上で大切にしていることは?

当たり前のことを当たり前にする、“凡事徹底”の精神です。


とても簡単なようのことに感じますが、意外と「当たり前」のことを日々繰り返すことは難しいことです。日々の小さな積み重ねが丁寧な仕事にも結び付き、お客さまやスタッフからの信頼関係につながると思います。それが、必然とお客さまの想いに寄り添う接客につながっていると感じます。

必須アイテムは何ですか?

必須アイテムの画像

1.名刺入れ


新社会人になる際に、学生時代の大切な友人に誕生日プレゼントとしていただきました。お客さまと出会う時には必ず持っているので、お守りみたいな存在です。


2.観光BOOK


エリアごとにその魅力はさまざま。どこを思い出の地にしたいか、どのようなご結婚とご滞在にしたいか…憧れやイメージを膨らませるアイテムです。


3.お手紙


お客さまからのお手紙は、ふと手にとって読んでは元気を頂いています。


(写真は担当してから初めて挙式を挙げていただいた新郎・新婦さまからのお手紙です)

この仕事に就くためにやっておくといいことは?

興味のあることは常にアンテナを張り、情報収集をすることをおすすめします。
お客さまへのご提案の幅を広げる引き出しを増やすことができます。私はもともと旅行が好きでした。大学時代は部活が忙しかったので一度グアムに出掛けたくらいでしたが、高校時代までは家族旅行でさまざまなところに行っていて、何かを体験したり、写真を撮ったりすることが好きでした。
お客さまは挙式の後はハネムーンを楽しまれるので、家族目線でのアドバイスをすると喜んでいただけるのは、そんな経験があるからだと思います。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

「第一印象力・提案力・傾聴力」


第一印象力とは、初めてお会いしたお客さまに「話しやすそう」と思っていただける環境を作ることです。自分自身の表情管理や、自己開示をすることでお客さまとの心の距離を縮めていくことも本心を引き出すために必要となります。


リゾートウエディングは当日まで現地へ足を運びいただきにくい分、より具体的にイメージいただけるような提案力が必要となります。


さらに、最適なご提案をする上で大切になるのが「傾聴力」です。


お客さまの言葉に耳を傾けることはもちろんのこと、表情や声のトーンからも読み取り、気持ちに寄り添うことが大切だと思っています。


ささいなキーワードから、お客さまの潜在的ニーズを引き出し、気付きを与えることで+αのご提案をすることを意識しています。

就活生へのメッセージ

プロフィール画像
プロフィール画像

体育大学の同級生の多くは体育教師などの道に進むのですが、私は新たなチャレンジをしてみたい!とブライダル業界の扉をたたくことに。
就活ではまず自己分析をしっかり行なって、自分を客観的に見つめ直しました。そうすると、企業のホームページを見るだけでも分かることがたくさんあります。また、この仕事に挑戦しようと思った“きっかけ”が軸となり、目標を明確にしてくれると思います。成し遂げたいこと、自分の強みをどのようなことで生かしていきたいか具体的に目標を立てると、働いてからも仕事が楽しみとなる働き方ができると思います。


ブライダルの仕事は、たくさんの笑顔と幸せに携わることができます。ぜひ思いきり挑戦してください!