ウエディングのお仕事

# Wedding Jobs

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ウエディングプランナー(新規接客)

ウエディングプランナーの仕事内容は、新たに来館したお客さまをご案内する営業=「新規接客」と、成約(結婚式の申し込み)後に、さらに詳しく希望を伺い、挙式・披露宴の具体的な内容を形にしていく「打ち合わせ」とに分けられます。

「新規接客」は限られた時間の中でお客さまのニーズを理解し、自社の会場の魅力をご案内しながら、おふたりの希望をいかに実現できるかを伝え、ご成約いただくのが仕事です。

現役業界人にインタビュー

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プロフィール

株式会社BP


(旧社名:株式会社ブライダルプロデュース)


横浜迎賓館 セールスプランナー


岡田 佳奈恵さん


2019年4月入社

経歴

2019 年、武蔵野大学グローバルコミュニケーション学科を卒業。新卒で㈱ BP に入社。セールスプランナーになるための強化研修を経て、横浜迎賓館に配属。セールスプランナー専任。成約率では 3 カ月ごとのクオーター成績にて前期社内 1 位と、若手のエースとして活躍中。

お仕事内容は?

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結婚式場を探しているお客さまに対し、施設のご案内をはじめ、おふたりのご希望に合わせて当式場でかなえられる一日をプランニングし、ご提案します。


おふたりが抱く、結婚式のイメージやご希望をヒアリングし、理想の結婚式をより鮮明にイメージしていただけるよう、ひとつひとつの言葉の表現を大切にしながら、ご案内をしていきます。結婚式は決まりきったカタチがないからこそ、幅広い選択肢の中からおふたりらしい一日をご提案していくお仕事です。

1日のスケジュールを教えてください。

※シフト制

10:15 出社

10:30 メール確認、事務作業

11:00 各会場のショールーム確認

11:45 お客さまお迎え

12:00 接客スタート(ヒアリング・会場案内・お見積もりや日程のご提案)

16:00 接客終了

16:30 後輩スタッフのトレーニング

18:00 ご来館される前のお客さまをお電話越しでカウンセリング

19:00 退社

仕事をする上で大切にしていることは?

お客さまであっても、伝えるべきと思うことはしっかり伝えることです。


ブライダル業界は、対お客さまで常に成り立っているからこそ、お客さまと本気で向き合うことを何よりも大切にしています。お客さまにどう思われるか不安…とためらうこともありますが、おふたりのことを想って伝える言葉は、必ず伝わると思います。


おふたりが家族になるための誓いを交わす結婚式。そんな人生の節目となる日に携わるからこそ、上辺だけの【スタッフとお客さま】の関係ではなく、ちゃんと想いを伝え合える【人と人】であるべきだと思います。


だからこそ、お話を進める中でお客さまに伝えてあげたほうがいい言葉も(たとえ少し厳しいことであっても)、おふたりがよりよい当日を迎えられるように、物怖じせずまっすぐ想いを届けられるよう心がけています。

必須アイテムは何ですか?

必須アイテムの画像

お客さまが書いてくれたアンケートです。


アンケートは、式場見学にいらしたお客さまに初めに書いていただくもの。


お客さまと初めてお会いしてからこのアンケートをもとに30分ほどヒアリングを行ないます。言葉数が多い方もいれば、まったくお話をされない方もいる。そんな中で発してくれた大切な言葉をこのアンケートに記していき、これをもとに全ての案内を進めていきます。


今でも印象に残っているのは、ご自身のことではなく、親御さまのことばかりでアンケートを埋められたおふたりです。なぜ?と思って伺ってみると、切々と親御さまやご家族のことを話してくださり、会場案内の際にもそれを踏まえご提案をしたところ、新婦さまがすごく感激してくださり、当式場でのご結婚式を決めてくださいました。


アンケートに書いてある言葉を深堀りすると、上辺だけでは分からない、本質の部分を聞くことができるため、新規案内には欠かせない必須アイテムだと感じています。おふたりらしい結婚式を創るための大切な情報が詰まっており、私にとっての「宝物」です。

この仕事に就くためにやっておくといいことは?

年齢・性別・国籍問わず、幅広い方と話し、なるべく固定観念を持たぬよう、多くの価値観に触れることです。世の中には本当に色んな方がいて、さまざまな価値観があり、十人十色、それぞれのバックグラウンドを持っていらっしゃいます。ウエディングプランナーは、全てのお客さまと、信頼関係を構築していく仕事です。「この人の考えは理解できない」「こういう人は苦手」「分かり合えない」…そんな簡単に片づけられるものではありません。


例え理解できないと思ったとしても、その考えを理解しようとする気持ちが大切です。どう伝えれば、価値観の異なる人に気持ちが伝わるか。それは決して簡単なことではなく、自分自身の努力が必要だと思います。日々多くの価値観に触れて、その価値観を尊重できる自分を構築し、「こういう人もいる。知れてよかった。」と思えるスタンスを身に着けていくことで、少しずつ様々なお客さまと心を通わせることができるようになると思います。


 

この職業で、必要だと思われる能力とは?

“相手の痛みに共感できる力”


共感力が大切というのは良く耳にしますが、その共感の中でも私は「痛みに共感できる人」はとても強いし、お客さまから支持される人だと思います。


喜ばしいことや、良いと思っているモノ・コトに共感することは容易にできたとしても、相手が今抱えている問題事や、不安、悲しみ…これらに心から共感できたとき、相手もきっと心を開いてくれると思いますし、その後出てくる言葉がその方の本心だと思います。


結婚式は、おふたりのこれまでの人生に関わった大切な家族や友人を招待する場。背景をたどっていく中で、おふたりが何か心に痛みを感じた瞬間もあるはずです。


そこに共感ができたときに、“真の寄り添い”ができるのではないかと思います。

就活生へのメッセージ

プロフィール画像
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私は人より成長が遅くて、結果が出るのにも時間がかかるタイプ。努力を


しているつもりでもまったく結果が出なかったり、同じスピードで学んでいるにもかかわらず同期に遅れを取ったり。でも、今だからこそ言えるのは「あの経験がなければ、今の自分はない」ということです。どんな経験も、過去にも意味があり、今の自分を構築した大切な要素。どんな自分も受け止めて、過去も未来も含めて自分を好きでい続け、前を向いて頑張ってください!