ウエディングのお仕事

# Wedding Jobs

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ジュエリーコーディネーター

エンゲージリング、マリッジリングといったブライダルジュエリーは、結婚を決めた時の気持ちや結婚式の感動と共に、一生身に着けていられるもの。結婚式にまつわるものの中でも、形に残せる数少ないアイテムの一つです。

高価な品を扱うため、服装や所作、会話など、その商品を販売するにふさわしい人材が求められます。またブランドの歴史や宝石の加工技術などの知識と共に、指先を飾るコーディネーターとしてのセンスも必要です。

現役業界人にインタビュー

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プロフィール

石本 美佳(いしもと みか)さん


 


プリモ・ジャパン(株)


ストアセールス部門


ラザールダイヤモンドブティック千葉店


ジュエリーコーディネーター


 


2018年4月入社

経歴

東京女子体育大学体育学部を卒業後、新卒でプリモ・ジャパン(株)に入社。アイプリモ池袋店に配属。2021 年 3 月よりオープニングスタッフとしてラザールダイヤモンドブティック千葉店に異動。中・高校時代にはバスケットボールの選手として活躍した。現在は将来の店長や営業エキスパートを目指してスキルアップに励んでいる。

お仕事内容は?

お仕事内容の画像

ジュエリーの販売業務をメインに、お客さまの指輪の検品や店舗の備品確認、提携式場への訪問なども行なっています。一生物の高価な宝飾品を販売する仕事なので、プロとして常に知識をアップデートして、正しい情報をお伝えできるよう努めています。


この仕事に就いて良かったと思える場面は多くありますが、中でも再来店されたお客さまから「石本さんに案内してほしい」とご指名いただけた時は、とてもうれしいです。さらに「指輪選びが楽しかった!」というお言葉や、仕上がった指輪を手に取られた際のお客さまの笑顔を見た時には、「大切な空間に立ち会わせてくださり、ありがとうございます」と心から思います。

1日のスケジュールを教えてください。

ラザールダイヤモンドブティック千葉店の場合

平日/早番

9:40 出社

9:50 オープン業務(予約状況確認・社内・社外メール確認等)

10:00  オープン

10:30 指輪検品

11:45 朝礼(遅番出社)

12:00 ランチ

13:00 社内・社外メール確認

13:30 お客さまへのお礼の手紙作成

14:00 後輩社員との販売練習や店舗内での課題練習

15:00 お客さま接客

18:00 早番退社

19:00 クローズ作業

20:00 クローズ

※土日ですと、一日の流れはあまり変わらないのですが、お客さまのご案内をしている時間帯が多くなります。

仕事をする上で大切にしていることは?

仕事をする上で大切にしていることの画像

お客さまに前向きな言葉をかけられるよう、どんな時でも明るくポジティブでいることです。


結婚指輪は一生もののアイテムですから、今選んでいる指輪が年齢を重ねても似合うのかを気にされる方も。そのような場合には、ずっと身に着けるので手に馴染み、また違った似合い方になることをお伝えしています。楽しく指輪を選んでいただけるよう、私自身が常に明るく仕事を楽しむことを大切にしています。

必須アイテムは何ですか?

必須アイテムの画像

1.マイノート


マイノートは日々の商品知識勉強や販売練習を行なう際に使用しています。入社時から使用しており、現在は4冊目です。


2.名刺入れ


入社時から大切に使用しています。ご担当するお客さまに名刺をお渡ししたり、お客さまから「お名刺頂けますか」とお声を掛けていただくこともあるため、常に肌身離さず持ち歩いてます。また、先輩方からいただいたメッセージカードも入れているため、お守り代わりにもなっています。

この仕事に就くためにやっておくといいことは?

ブライダルの知識は入社してからで全く問題ありません。私もその一人でした。


学生時代も社会人になってからも、たくさんのことに興味を持ち、経験することが仕事をする上でとても大切だと感じています。意外なところでお客さまとの会話が広がることも多く、関係構築につながります。


学生時代はその時代でしかできないことをいろいろ経験してほしいです。自由気ままに旅行に出掛けたり、趣味に時間を使ったり、友人と会ったり…。ぜひ時間を有効に使ってください。

この職業で、必要だと思われる能力とは?

観察力・小さな幸せを見つける能力・チームワーク


お客さまの全体の雰囲気やお召し物などからお好みを察知することもありますし、指輪を試着した時のお客さまの反応、例えば急に表情が変わった瞬間なども見逃さないようにしています。
最初からうまくできたわけではないのですが、友人との普段の会話でも「なぜそう思ったの?」と深く聞くようにしていたら、それが仕事に生かせるようになりました。
お客さまも最初はこう考えていたけれど、商品の実物をご覧になりお好みが変わるのはよくあること。その背中を押して差し上げることも大切なので、どうしてその商品を魅力に思われたのか、深掘りして伺うようにしているのです。接客業はそのあたりが難しさでもあり、面白いところでもありますね。

就活生へのメッセージ

プロフィール画像
プロフィール画像

私は自己分析をしっかりと行ないました。


ありのままの自分を前面に出して面接に臨めば、企業側も私のことをよりリアルに理解してもらえると考えたからです。また単なる“なりたい自分”だけでなく、その企業で実際に働いている自分をイメージしておくことも大切だと思い、細かく考えて就活ノートに記していました。
就活の動き出しはとにかく早いに越したことはありません。企業を知ることで、希望する業種の幅が広がる可能性も。スタートダッシュを大切にしてください。